Masa
アートラピスは美のカケラ（ラピス）を探しながら、アートが楽しく学べるブログです。
空豆今回は、
| まず、身近な鉛筆について。「ただの鉛筆、あの鉛筆」ですが、そこには全く違う世界が広がっています。鉛筆の世界を、私と一緒に旅してみませんか。 |
鉛筆を使ったものというと、どんなイメージでしょうか。
油彩画や水彩画の下絵、
漫画やアニメの構想やラフスケッチ、
練習のためのクロッキーやデッサン、そしてドローイング等・・・。
また、最近では写真以上に緻密に描くスーパーリアリズム画もありますね。
もちろん、
そのままのイラスト画や鉛筆画の作品も思い浮かぶでしょうか。
ところで、
日常生活の中で、ビジネスシーンで、創作活動等で、
あなたが一番慣れ親しんでいる身近な道具は何ですか？
いつも手放さないスマホ？
iPad？それともPC？
でも、どんなに文明の利器が発達してきても、
その成長の過程で、誰もが使い慣れている道具があります。
それは、鉛筆等の筆記具ではないでしょうか。
物心ついた頃、クレヨンでお絵描き、ぐるぐる。
入学の頃には書き方鉛筆や色鉛筆で文字を、すらすら。
通学しながら、マーカーやシャープペンシルで勉強、あれこれ。
美術の時間では、筆や刷毛、彫刻刀やニードル等、試行錯誤。
スマホを持ち始める頃には、なんと指先が便利な筆記具に！
就職する頃には様々なSNSやアプリを駆使して。
もちろんデジタルペンも！
その過程で、
最初から、そして今もずっと
慣れ親しまれている筆記具・・・・・・・・・。
それは、もしかしてあの鉛筆では？
空豆
その鉛筆。
慣れ親しんだ鉛筆だからこそ、
思いきり、誤解されているかもしれません。
たかが鉛筆、所詮モノクロ、
めちゃくちゃ地味、
点と線で何ができるの、
ああ下書きの道具ね、等々。
どちらというと、本番のための試しとして使う。
それだけではもの足りないもの、
裏方としての道具でしょ。
と、そうお思いの皆さん！
もう一度、思い出してください。
誰でも鉛筆に触れたことはありますね？
そして、鉛筆で１本の線を引くことは簡単。
いつでも、どこでも、すぐに、簡単に、
文字でも、落書きでも、イラストでも、
もちろん本格的な鉛筆画でも。
鉛筆はあなたの思いを表してくれます。
それはまるで、
どう覚えたのかも忘れた箸使いのように、
いつでも乗れる自転車のように、
いつのまにか喋れた母国語のように、
そして、
いつもそばに寄り添う親友や恋人のように、
暖かく受け止めて、
あなたの思いを自然に表現してくれていたのでは。
空豆
そんな手軽で身近にある鉛筆は、
傑作と言われる数々の作品を生み出す源となりました。
レオナルドダビンチ：素描
マティス：素描
エゴンシーレ：素描
そして、
今でも世界中で、豊かな作品を生み出し続けています。
使い慣れ、普通すぎる道具、
鉛筆。
じつは、道具を巧みに駆使する人間にとって、
日常生活の中でも、ビジネスにも、
もちろんアートの世界でも、
とても頼れる、
小さなヒーローなんです！
空豆
そんな鉛筆画を中心としたアートの世界を、
私と一緒に旅してみませんか！
鉛筆や鉛筆画にまつわる楽しいエピソード、
制作の過程で得られた「美のカケラ」、
ビジネスに影響を与えたデザイン＆アートシンキング、
様々なアーティストの作品や活動。
これらのアートの魅力を
いろいろな角度から紐解いて、
みなさんとワクワクしながら旅をしたいと思っています。
加えて、
私なりの「美」のあり方や描画技術等も
お話していきたいと思います。
次回は、
「私の簡単な歩み、デザイン＆アートシンキング」
を、サクッと紹介させてください。
では、またすぐに次の記事でお会いしましょう。
空豆
コメント